もくじ
【読み比べ】衆院補欠選挙、沖縄&大阪で自民敗北
大阪では日本維新の会の藤田氏が、沖縄では「オール沖縄」が支援した屋良氏が当選し、自民党の候補者はいずれも敗れました。
北川氏のおいが自民党の公認候補として出馬し、公明党も推薦しましたが、大阪府知事選・市長選を制した日本維新の会の力が勝りました!
普天間基地の辺野古移設に反対する「オール沖縄」が、移設を容認する自民党の公認候補・島尻氏に勝利したわ。
夏の参院選挙にむけて、政府・与党にとっては痛手だね。
自民党が不利な事情を抱えた両補選の結果は、必ずしも参院選の帰すうに直結しまい
(きょうの読売新聞 社説より抜粋)
とも思うがのう。
統一地方選の全体状況では、むしろ自公両党は堅調だった。自民党は道府県議選で1158議席と前回の平成27年、前々回の23年を上回り、全議席に対する占有率も2回連続で5割を超えた
(きょうの産経新聞 1面記事より抜粋)
と冷静に分析しとるで!
夏の参院選は改憲勢力が憲法改正発議に必要な「3分の2」以上の議席を、衆参両院で維持できるどうかが焦点になる
地方議会で党勢を伸ばしたことを受け、自民党は、政治決戦で堂々と憲法改正の必要性を訴えるべきではないか
(同上)
ということや!
朝日新聞はきょうの社説『沖縄3区補選 「辺野古が唯一」脱せよ』で、
補選で当選した屋良氏は、記者や研究者として基地問題に取り組み、米海兵隊の運用見直しや普天間の機能分散を提案してきた。政府はそうした見解にも誠実に耳を傾け、今度こそ「辺野古が唯一」の思考停止状態から脱しなければならない
(きょうの朝日新聞 社説より抜粋)
と指摘しています!
安倍政権がこの結果を真摯(しんし)に受け止めないなら、選挙という民主的手続きが何の意味もないことになる
政府の正統性は国民に由来する。権力行使の正統性も時々の選挙によってチェックされる。安倍政権は直ちに工事を中止し、沖縄の民意と向き合うべきだ
(きょうの毎日新聞 社説より抜粋)
と主張しているわよ。
じゃがのう、
普天間の危険性を除去しつつ、抑止力を維持する上では、辺野古への移設が現実的な唯一の選択肢である
(きょうの読売新聞 社説より抜粋)
のが現実じゃよ。
たしかに今回の2つの選挙は、
安倍政権への評価というよりも、地元事情を反映した選挙ではあった
(きょうの日経新聞 社説より抜粋)
とは思うけど、
この補選2敗が自民党が再び下り坂を転げ落ちる前触れだったと振り返る日が来ないとは言い切れまい
(同上)
とも思うよ。
【朝刊比較】5紙の1面記事&社説一覧
朝日新聞
社説はこちらです!
毎日新聞
- 衆院選 大阪12区/沖縄3区補選 自民2敗 安倍政権に痛手
- スリランカ 連続爆発 207人死亡 ホテル・教会、8カ所 日本人も被害
- 令和へ @鹿児島県垂水市 平成残り9日 ピンクで埋める夢を追う 「女性市議ゼロ」やっと解消
社説はこっちよ。
日経新聞
社説はこれだよ。
読売新聞
社説はこれじゃ。
産経新聞
- 衆院補選 大阪は維新、沖縄は野党が勝利 完敗の自民は参院選に打撃
- 自民党は堂々と改憲を訴えよ 政治部長・佐々木美恵
- 神戸市バスが歩行者はねる 20代男性死亡、1人心肺停止 JR三ノ宮駅前
- スリランカで連続爆発、207人死亡、日本人も負傷 ホテルや教会8カ所が標的
社説はこれや!
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