安倍総理大臣が8月28日(金)、持病の悪化を理由に辞意を表明しました。
総理の健康不安は指摘されていたものの、突然の発表に衝撃が走っています。
新聞各紙は、翌日の社説でさっそくこの件への論評を掲載したニャ。それぞれ安倍政権に対する評価がはっきり見て取れるニャ。
以下のみんなの発言に出てくる「カギカッコ」は、安倍総理が辞意を発表した翌日の朝刊に掲載したそれぞれの社説から引用したものだニャ。
コロナ危機の最中での総理大臣の交代だから、政治空白は許されないネ。
「円滑な政権移行が何よりも重要」だから、「秋の臨時国会に臨む体制づくりに必要な時間などを考慮すると、この時点での辞任は妥当な判断」だったと思うヨ。
体調の悪化が理由なら仕方ないけど、「2007年の第1次政権の時と同様、任期途中の辞任で混乱を生んだことは残念」ね。
ここ最近、コロナ禍への対応で迷走していたし、「国民の信頼を失う中での辞任」となったと思うわ。
たしかに、コロナ禍への対応は「ちぐはぐだったと言わざるを得ない」のう。
じゃが、「決められない政治」じゃった民主党政権から政権を奪還して、「不安定だった政治を立て直した」安倍政権の功績は大きいのう。
景気を回復軌道に乗せ、安保関連法を成立させるなど外交・安保政策も強化したんじゃから。
ほんまや、安倍政権の業績は「歴代自民党内閣の中でも著しい」と思うで。
ただ、憲法改正や拉致被害者の帰国、北方領土問題など、課題も残されたままや。
次のリーダーは「「安倍政治」の成果と方向性を尊重することが望ましい」で。
方向性を尊重だなんて、とんでもない!
「桜を見る会」の私物化、森友問題、検察庁法改正案など、「長期政権のおごりや緩み」は明白だったじゃないですか!
安倍総理の辞任を「深く傷つけられた日本の民主主義を立て直す一歩としなければならない」と思います!
同感だわ。
国会を軽視する姿勢も目立ったし、「野党を敵視し、反対意見には耳を傾けない」政治手法では、「負の遺産」が積み上がったわね。
たしかに、「森友・加計問題に象徴されるように、何かと身びいきする政権との印象を与えたことは否定できない」ネ。
「よかった点と悪かった点をよく意識しつつ、新首相を選んでもらいたい」と思うヨ。
安倍総理が辞意を表明した翌29日の、5新聞が朝刊に掲載した社説は以下の通りです。
朝日新聞は29日に
最長政権 突然の幕へ 「安倍政治」の弊害 清算の時』というタイトルの社説を掲載しています。
毎日新聞は29日に
安倍首相が辞任表明 行き詰まった末の幕引き』というタイトルの社説を掲載したわ。
日経新聞は29日に
コロナ禍に政治空白は許されない』というタイトルの社説を掲載したヨ。
読売新聞は29日に
首相退陣表明 危機対処へ政治空白を避けよ』というタイトルの社説を掲載したんじゃ。
産経新聞は29日に
首相の退陣表明 速やかに自民党総裁選を 「安倍政治」を発射台にせよ』というタイトルの社説を掲載したで。