自民党総裁選挙をめぐる日本記者クラブの討論会で、安倍首相は「人生100年時代に備えて3年間で社会保障制度の在り方の改革を行っていきたい」と述べ、65歳以上の雇用が継続される仕組みや、70歳を超えても需給開始年齢を選択可能にする仕組みを整備する考えを示した。また、日銀による大規模な金融緩和について「ずっとやっていいとは全く思っていない」と述べた上で、金融緩和を正常化する「出口政策」について「私の任期のうちにやり遂げたい」と述べ、次の3年間の任期で道筋をつけたい考えを示した。