関西電力・大飯原子力発電所3号機(福井県おおい町)が再稼働した。関西電力は大飯原発の4号機も5月に再稼働させる方針。
福島第一原発後の新しい規制基準の下で再稼働した原発は、九州電力・川内原発(鹿児島県薩摩川内市)2基、四国電力・伊方原発(愛媛県伊方町)1基、関西電力・高浜原発(福井県高浜町)2基と合わせて6基となった。
大飯原発と高浜原発との直線距離は約13キロで、地震や津波などにより同時に2つの原発で事故が起きた場合の住民の避難方法は示されておらず、こうした「同時発災」への対応が課題として指摘されている。