アメリカのトランプ大統領は外交・軍事戦略の指針である「国家安全保障戦略」を発表した。「アメリカ第1主義」のもと、「国民と国土の防衛」「アメリカの繁栄の促進」「力による平和の維持」「アメリカの影響力の拡大」を4つの柱として掲げた。
北朝鮮の核ミサイル開発とイランによるテロ組織の支援を指摘し、両国は地域を不安定化させる「ならず者政権」だと非難している。
また、中国とロシアを「競合勢力」だと名指しするとともに、演説では「これらの国ともわれわれの利益を守る形で関係を築いていく」とした。