アメリカのトランプ大統領はホワイトハウスで演説し、中東のエルサレムを「イスラエルの首都と認める時がきた」と述べ、現在テルアビブにあるアメリカ大使館をエルサレムに移転する方針を表明した。
イスラエルはエルサレムを首都だと主張しているが、パレスチナ側も将来の独立国家の首都と位置づけていて、国際社会はイスラエルの首都だと認めていない。
今回のトランプ大統領をイスラエルは歓迎したものの、パレスチナやイスラム諸国をはじめ世界各国で反発が広がっていて、中東情勢の不安定化につながると懸念されている。