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【読み比べ】来日中のトランプ大統領を安倍首相が接待

令和初めての国賓として来日しているアメリカのトランプ大統領ですが、きのうは朝から晩まで安倍総理大臣と行動を共にしました。
きょうの新聞各紙はこの件を大きく報じています。
お決まりとなったゴルフ外交から始まって、夕方には大相撲を観戦したニャ。
夕食は六本木で炉端焼きという1日だったニャ。
一連の日程を通じて、日本とアメリカの強固な関係を世界にむけてアピールした形だネ。
日本とアメリカは貿易交渉をめぐって難航していますが、トランプ大統領はお得意のツイッターで、結論は日本の選挙の後まで待つことになるとつぶやきました。
仮にアメリカから厳しい要求をつきつけられれば、選挙にむけて安倍総理が苦しい立場に追い込まれるからのう。
安倍総理との良好な関係も背景に、日本への配慮がにじんでおる。
逆にいえば、選挙の後にはアメリカとの厳しい交渉が待っていることも示唆しているわ。
だって、トランプ大統領だって自分の選挙を来年に控えて、ずっと日本に甘い顔ばかりしていられないはずだわ。
産経と読売はきょうの朝刊で、独自のオフレコ取材をもとに、両首脳のやりとりの一部を報じています。
産経はこれや。

  • トランプ氏、安倍首相に韓国への困惑伝える 「北と全く話進まなくなった」
  • トランプ氏は首相と貿易交渉や北朝鮮政策について意見を交わす中で「韓国と北朝鮮の間では全く話が進まなくなった」と指摘し、両首脳は韓国への懸念を共有したという

    と伝えておるで。情報源は「政府高官によると」ということや。

    読売はこれじゃ。

  • トランプ氏 首相のイラン訪問 期待…貿易協定 参院選後に
  • 首相は核問題で対立を深める米国とイランの「橋渡し」役を務める意欲も伝えた。トランプ氏は「安倍首相には早くイランに行ってもらいたい」と応じたという

    と報じておる。情報源は「複数の政府関係者によると」とのことじゃ。

    今日行われる記者会見などオンレコで今後どんな内容が出てくるのか、また報道各社のオフレコ取材でどんな中身が出てくるのか、注目ですね。

    【朝刊比較】5紙の1面記事&社説一覧

    朝日新聞

    毎日新聞

    日経新聞

    読売新聞

    産経新聞

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