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【ニュース用語解説】国会の「本会議」や「委員会」って?

政治のニュースに出てくる「本会議」や「委員会」って、なんのことかわかりますか?
衆議院と参議院それぞれの「本会議」は、議員全員が集まる全体会議のことだニャ?
「委員会」にはいろんな名前のものがあって、本会議場より部屋は小さいし、人数も少ないニャ。
どういう役割分担なのかニャ?
国会議員が全員でいろんなことを議論すると、収拾がつかないからのう。
審議する法律案など案件ごとに「委員会」にわりふって、実質的な議論は「委員会」で行われるんじゃ。
衆議院の委員会一覧はこちらです!
「外務委員会」とか「厚生労働委員会」など、省庁の名前とひもづいている名前が多いです。
ニュースでいちばん取り上げられるのは「予算委員会」だわ。
安倍総理も含めて大臣が全員出席することも珍しくないわ。
中には全然質問があたらないのに座りっぱなしの大臣もいて、改善すべきだと指摘されているよネ。
ちなみに「予算委員会」っていう名前だけど、必ずしも「予算」の議論だけしてるわけじゃないよネ。
スキャンダルの追求とかも含めて、お題はなんでもアリって感じやで。
議論のスタイルも「本会議」と「委員会」では異なるんや。
「本会議」は、事前に準備した紙の読み上げや。
一方の「委員会」は、議員の質問に対して総理大臣や官僚が答える1問1答の繰り返しで、丁々発止なやりとりが見られるで。
オーソドックスなケースでいえば、法案はまず衆議院の「委員会」で議論し、可決したら「本会議」に送られるんだニャ。
衆議院の「本会議」で可決されたら、今度は参議院に法案が送られるんだニャ。
参議院でも衆議院と同じように「委員会」を経て「本会議」で可決されたら、法案は成立するんだニャ。
ということは、衆議院でも参議院でも、「本会議」に法案が届いている時点で、実質的な審議は終わっていることになりますね。
関心がある法案があれば、「委員会」の質疑に注目する必要がありますね。

【朝刊比較】5紙の1面記事&社説一覧

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