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【ニュース用語解説】統一地方選挙とは

今月7日と21日に「統一地方選挙」と呼ばれる選挙が行われましたね。
今月7日は、大阪で府知事と市長のダブル選挙が行われた日やな!
この日は「統一地方選挙」の「前半戦」だったニャ。
大阪だけじゃなくて、全国で11の道府県知事選、6つの政令市長選、41の道府県議選、17の政令市議選が行われたんだニャ!
一方で、今月21日といえば、衆議院の大阪12区と沖縄3区の補欠選挙が行われた日です!
この日は「統一地方選挙」の「後半戦」だったんだニャー!
全国で136の市区町村長選と585の市区町村議選が行われたんだニャー!
なんで全国一斉にたくさんの選挙が同時に行われるのかな?
4年ごとに、全国的に期日を「統一」して、議会議員と首長の選挙を行うのが「統一地方選挙」なんじゃ
同じ日に選挙を行うことで、選挙を効率よく実施できたり、有権者への投票参加の呼びかけにも効果があるなどのメリットがあるのよね。
その通りです!
1947年に全ての地方公共団体で一斉に選挙が行われたのが始まりです。この時は文字通り「全国一斉」でしたが、次第に選挙はバラバラに行われるようになってきました。
議会の議員や首長の任期は4年ですけど、必ずしも任期を全うするとは限らないですからね!
任期の途中で首長が退職したり、議会が解散になったりすることは珍しくはないものね。
全国各地で行われる選挙のうち、統一地方選挙のタイミングで実施される選挙の割合を「統一率」と呼ぶんじゃが、かなり下がってきておる。
制度を導入した1947年当時は「統一率」は100%だった、ということだよね。
いま何%くらいなんだろう?
総務省の集計によると、今回の統一選の統一率は27.27%らしいで。
3割を切っていて、もはや「統一」ではないやんか。
「統一率」の低下も一因なのか、投票率の低下も深刻だニャ!
総務省のホームページで、投票率の推移のグラフを見つけたニャー!見事に右肩下がりだニャー・・

有権者の政治参加への意識をどう高め、投票率を改善していくのか。
政治家や有権者だけでなく、行政やメディアの情報発信も含め、あらゆるレベルでの取り組みが求められますね。

【朝刊比較】5紙の1面記事&社説一覧

朝日新聞

毎日新聞

日経新聞

読売新聞

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