防衛省は、イージス・アショアに搭載するレーダーにロッキード・マーチン社が提案する最新鋭レーダーを採用すること、ロッキード社の提案では1基あたりの取得費用は約1340億円になることを発表した。また、30年間の維持・整備費用などを含めると、2基の取得にかかる経費は約4664億円になることも明らかにした。
イージス・アショアの取得費用について、防衛省はこれまで1基あたり1000億円という金額を目安として説明してきた。これは、イージス艦と同じシステムを用いた場合、イージス・システムに約800億円かかり、施設整備費用の目安200億円を足しあわせた金額だった。これまで約800億円と説明していたイージス・システムの本体部分が約1340億円になったことになる。最新鋭レーダーを採用したことなどから、500億円以上増えた形。
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