今年1〜3月のGDP(=国内総生産)の実質成長率は、前の3か月と比べてマイナス0.2%、年率換算でマイナス0.6%となった。マイナスとなるのは9期、2年3か月ぶり。
輸出はプラス0.6%と増加を続けたものの、個人消費や企業の設備投資など内需がマイナスだったのことが原因。
また、2017年度1年間のGDP実質成長率はプラス1.5%となり、プラス1.9%とした政府の見通しを下回った。
茂木経済再生担当大臣は、「今回の結果は8期連続のプラスとなった後のものであり、2017年度を通してみれば実質の成長率は1.5%となっている。景気はゆるやかに回復しているとの認識に変わりはない」などとするコメントを発表した。