安倍首相は、21日から3日間の日程で始まった東京・九段の靖国神社の「春の例大祭」にあわせて「真榊」と呼ばれる鉢植えの供え物を奉納した。
また、前日20日には、超党派の国会議員76人が靖国神社を参拝した。
韓国外務省の報道官は、「日本政府と国会の指導者たちが、植民地収奪と侵略戦争の歴史を美化する靖国神社に供え物を奉納し参拝したことに対して、深い憂慮と遺憾の意を表明する」とするコメントを発表した。
安倍首相は第2次安倍内閣が発足して以降、毎年、春と秋の例大祭に「真榊」を奉納し、8月15日の「終戦の日」には、自民党総裁として私費で靖国神社に玉串料を納めている。