憲政史上初めて行われる天皇陛下の退位の儀式は、憲法で定める国事行為として2019年4月30日に「退位礼正殿の儀」という名称で行う。
日付が5月1日になった瞬間に、天皇陛下は退位されて上皇となられ、皇太子さまが新天皇に即位される。
この5月1日には、新天皇が歴代天皇に伝わる剣や曲玉などを受け継ぐ「剣璽等承継の儀」と、即位後初めて国民の代表に会われる「即位後朝見の儀」を行う。
また、新天皇が即位を内外に宣言する「即位礼正殿の儀」は、2019年10月22日に開催する。
政府はこうした式典の円滑な実施に向け、ことし秋をめどに首相を委員長とする「式典委員会」などを設置する方針。