北朝鮮は、軍の創設70年を記念する軍事パレードを実施した。パレードには、アメリカ本土を射程におさめるとされるICBM(=大陸間弾道ミサイル)級の「火星15型」が初めて登場した。
キムジョンウン朝鮮労働党委員長は演説で、「アメリカとその追従勢力が朝鮮半島周辺で騒ぎ立てている情勢下で、軍は高度の臨戦状態を維持し、戦闘準備に拍車をかけるべきだ。侵略者がわが国の自主権を0.001ミリも侵さないようにしなければならない」などと述べ、核・ミサイル開発をめぐりアメリカに譲歩しない姿勢を示した形。