アメリカの中央銀行に当たるFRB(=連邦準備制度理事会)のイエレン議長は来年2月で任期が切れる。トランプ大統領は、イエレン議長の後任にパウエル氏を指名すると発表した。パウエル氏は2012年からFRBの理事を務めてきた人物で、イエレン議長の考えに近く、今後の金融政策に大きな変更はないと見られている。
これを受けて2日のニューヨーク株式市場は、最高値を更新した。金融政策が予想しやすくなると安心感が広がったことが背景と見られる。