沖縄県北部の東村高江地区で今月11日、アメリカ軍普天間基地の大型ヘリコプターCH53が緊急着陸して炎上した事故をめぐり、米軍は1週間にわたり停止していた同型機の飛行を再開させた。
事故原因は明らかにされておらず、小野寺防衛大臣は「十分な説明が得られないまま飛行が再開されたことは誠に遺憾だ」「引き続きアメリカ側に対し説明を求めていきたい。防衛省・自衛隊として安全性が確認されるまで飛行を停止すべきという立場は変わらない」などと述べ不快感を示した。
沖縄県の翁長知事は「アメリカ軍の姿勢は断じて容認できず言語道断だ」などとするコメントを出した。