原子力規制委員会は、東京電力・柏崎刈羽原子力発電所6・7号機(新潟県)の再可動にむけた審査に事実上合格したことを示す審査書案を取りまとめた。東京電力の原発が審査に合格したのは初めて。事故を起こしら福島第一原発と同じ「沸騰水型」の原発としても初めて。
ただ、新潟県の米山知事は再稼働に必要な地元の同意について、3~4年かかる原発事故の検証が終わるまで判断しない考えを示しており、再可動にむけた見通しは立っていない。