日本政府によると、午前6時57分ごろ北朝鮮西岸のスナンから弾道ミサイル1発が東北東方向に向けて発射され、北海道の渡島半島や襟裳岬付近の上空を通過し、午前7時16分ごろ、襟裳岬の東約2200キロの太平洋上に落下したと推定される。
ミサイルの飛行距離は約3700キロで、北朝鮮がこれまで発射したミサイルの中で最長の飛距離。北朝鮮からグアムまでの距離約3400キロを上回っており、グアムを攻撃できる能力を示した形。
小野寺防衛大臣は「先月29日に発射された、北朝鮮が『火星12型』と称するミサイルと同様の中距離弾道ミサイルだった可能性がある」などと述べた。