核兵器禁止条約は、核兵器の開発や保有、使用などを禁止する初めての国際条約で、国連の交渉会議で賛成多数で採択された。
核兵器禁止条約の採択を受けて、核保有国のアメリカ、イギリス、フランスは共同で声明を出した。
声明では、「国際的な安全保障の環境を無視したイニシアチブだ。条約は北朝鮮による核開発の深刻な脅威に対してなんの解決策も示していない」などとして、条約に参加する考えがないことを強調した。
条約には100を超える国が参加する見通しだが、核兵器保有国や、その「核の傘」に守られる日本などは参加しない見通し。