中国の習近平国家主席とアメリカのトランプ大統領は電話で会談した。
中国国営の中国中央テレビによると、習主席は北朝鮮への対応をめぐって平和的な方法での問題解決を主張するとともに、アメリカとの意思疎通を保ちたいとの考えを伝えた。
シリアが化学兵器を使用したとしてアメリカが軍事攻撃を行ったことをめぐっては、習主席は「化学兵器を使用するいかなる行為も認められない」と述べる一方で、「国連の安全保障理事会が一致したメッセージを打ち出すことを望む」とも述べ、対立するアメリカとロシアの双方に配慮する姿勢を見せた。