大阪の学校法人・森友学園の籠池理事長との関係について、稲田大臣はこれまで「裁判を行ったことも、顧問弁護士であったこともない」などと答弁してきた。しかし、森友学園が起こした訴訟に関する裁判記録に、2004年12月に稲田氏が訴訟代理人として出廷した記録が残されていることがわかった。稲田大臣はこれまでの答弁を「私の全くの記憶に基づき答弁したものだ」とした上で、答弁を訂正し謝罪したが、野党が求める大臣の辞任は否定した。