先週の政治振り返り

核兵器を法的に禁止する条約をめぐって、条約の制定を目指す決議が国連総会の委員会で賛成多数で決議されました。この決議に対して、アメリカ・ロシアなどの核保有国や、アメリカの核抑止力で守られている日本や韓国などは反対しました。日本は、唯一の被爆国として核兵器廃絶を目指す一方で、アメリカの「核の傘」に守られている現実もあり、難しい立場となっています。

10月26日（水）

• 自民 総裁任期 連続3期9年まで延長方針を決定
• 小選挙区「0増6減」と比例代表「0増4減」の対象公表

10月27日（木）

• 三笠宮さま ご逝去 昭和天皇の弟で100歳

10月28日（金）

• 円相場 約3か月ぶり105円台まで値下がり
• 核兵器禁止条約制定目指す決議案 日本は反対 批判の声も

10月30日（日）

• 小池知事 政治塾開講式「塾通じ候補者擁立も検討」

今週の見通し

来週のアメリカ大統領選挙を前に、TPP関連法案は今週中にも衆議院を通過し、日本としてTPPを批准することが事実上確定します。ただしTPPの発行条件を満たすには日米両国の批准が必要で、アメリカが批准するかどうかが今後の焦点となっていきます。