先週の政治振り返り

臨時国会が26日（月）に召集され、国会論戦がスタートしました。民進党は、民主党が政権時代に前向きだったTPP＝環太平洋経済連携協定をめぐって、反対姿勢を示すなど、早くも対決モードとなっています。

9月26日（月）

• 首相が所信表明 働き方改革実現に向け決意
• ＴＰＰ協定の日本語訳 一部抜け落ちるなどの不備
• 官房長官 ＴＰＰ日本語訳の不備 訂正措置とり国会承認目指す

9月29日（木）

• ＯＰＥＣ 事実上の減産で合意
• 首相 「パリ協定」今国会に議案提出し承認目指す

9月30日（金）

• パリ協定 ＥＵが批准の方針決定で11月にも発効へ

10月1日（土）

• ＩＭＦ 人民元を第3の主要通貨に位置付け

今週の見通し

衆議院予算委員会を舞台とする国会論戦が続く一週間となります。野党側は、これまで政府が提出していたTPPの日本語訳が間違っていたことを批判し、TPPの審議をゼロからやり直すように要求。一方の政府与党側は、正誤表の講評で対応するとの立場で、議論の進め方をめぐって主張がぶつかり合っています。今後、中身についても議論がどのように深まっていくか注目です。