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先週の政治振り返り

安倍政権は、来年4月に予定されていた消費税率の10%への引き上げを2019年10月まで2年半延期することを決定。また、取りざたされてきた夏の参議院選挙と共に衆議院選挙を行う「衆参ダブル選挙」は行わず、参議院選挙は6月22日に公示、7月10日が投開票と決定しました。

5月31日(火)

6月1日(水)

6月2日(木)

6月5日(日)

今週の見通し

通常国会が1日(水)に閉幕し、政界は実質的な参議院選挙戦へと突入しました。選挙戦最大の注目は、全国で32ある「1人区」(定数1の県)での与野党対決です。民進党や共産党など野党各党は、全ての1人区で候補者を1本化し、自民・公明の候補と野党の統一候補が1つの議席を争う構図となっています。1人区の勝敗が参院選挙全体の結果を大きく左右するため、その戦いの行方が焦点となります。
また、今回の参院選挙から「18歳選挙県」がスタートすることや、鳥取・島根と高知・徳島の「合区」(2つの県が合わさり1つの選挙区となる)も史上初のことで注目されます。