先週の政治振り返り

民主党と維新の党が合流し、正式に「民進党」が誕生しました。党の綱領では「自由」「共生」「未来への責任」を結党の理念としています。岡田代表は「政権交代可能な政治を実現するラストチャンスだ」と訴えました。ただ、世論調査では民進党に「期待しない」という回答も多く、参院選に向けてどれほど国民の支持を広げられるかが課題です。

3月22日（火）

• 民主と共産 次の衆院選での連携は見通せない状況
• 安全保障関連法 29日施行を閣議決定
• 安保関連法施行 5月派遣部隊には新任務付与せず

3月23日（水）

• 原子力規制委 柏崎刈羽原発の集中審査取りやめ

3月24日（木）

• おおさか維新 憲法改正原案取りまとめ

3月25日（金）

• 四国電力 伊方原発1号機の廃炉を正式決定
• 伊方原発3号機 7月下旬再稼働の計画示す
• 川内原発 免震重要棟の代わりに耐震構造の施設を申請

3月27日（日）

• 民進党が発足 岡田代表「政権交代のラストチャンス」

今週の見通し

今週29日（火）に安保関連法が施行となります。野党側は安保関連法を廃止する法案を国会に提出する構えで、夏の参院選に向けても与野党の対立軸の1つとなります。一方で、最近の世論調査では安保法の必要性への理解が高まってきているデータもあり、どれほど大きな争点になっていくかは不透明です。