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【調査報道】多くの自治体が「国民健康保険」の赤字を税金で穴埋め(日経新聞)

日経新聞はきょうの1面トップ記事で、「国民健康保険」の赤字が税金で穴埋めされている実態を、独自調査をふまえて報じています。
この記事だネ。

  • 遠い国保健全化 保険料上げ進まず、税で赤字穴埋め 漂流する社会保障 NIKKEI Investigation
  • 東京23区や政令指定都市など、規模が大きい101の市・区を調査した結果、

    主要市区の過半が税金で赤字を穴埋めしながら、保険料を下げたり、据え置いたりしていることがわかった

    などと報じているヨ。

    そもそも「国民健康保険」ってなんだニャ?
    日本国民は、誰もがなんらかの公的医療保険に加入する「国民皆保険制度」を採用しているんだニャ。
    公的医療保険には様々な種類があって、
    大企業のサラリーマンの「健康保険組合」
    中小企業のサラリーマンの「協会けんぽ」
    公務員の「共済組合」
    などがあるわ。
    「国民健康保険」は、自営業者やパート労働者などが加入する公的医療保険です!
    これとは別に、75歳以上は「後期高齢者医療制度」に加入するんじゃ。
    で、話をもとに戻すと、自営業者などが加入する「国民健康保険」の赤字を、税金で穴埋めしているんやな?
    こんなん言うのも嫌やけど、赤字なら加入者の払う保険料を引き上げるのがスジやで。
    その通りだヨ。
    記事ではその背景も考察した上で、税金の投入はバラマキに近い、と批判しているヨ。
    国民健康保険を持続可能なものにするために政府は改革を行ってきましたが、今回の調査で、加入者以外の税金によって制度が支えられている実態が改めてハッキリしました。
    社会保障制度のあり方に警笛を鳴らす、重要な調査報道ですね。

    【朝刊比較】5紙の1面記事&社説一覧

    朝日新聞

    毎日新聞

    日経新聞

    読売新聞

    産経新聞

    今日の産経新聞の1面はこれやで!

    社説はこれやねん!

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