「森友学園」への国有地売却をめぐる財務省の文書改ざん問題、財務事務次官の女性記者へのセクハラ問題、「加計学園」の獣医学部新設をめぐり柳瀬元首相秘書官の説明と食い違うメールが見つかった問題などが相次ぐ中、立憲民主党や民進党などは麻生財務大臣の辞任や柳瀬元首相秘書官の証人喚問などを審議の前提として求め、先月20日から国会審議を欠席し続けてきた。
こうした中、自民党と立憲民主党は、柳瀬元首相秘書官を10日にも参考人招致することなどで合意し、野党側は19日ぶりに審議に復帰することになった。