北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は1日、施政方針にあたる「新年の辞」を発表しました。
「これ以上、核兵器を造りも実験もせず、使いも拡散もしない」などと述べ、非核化の意思を強調しました。

去年の「新年の辞」では「核のボタンが私の机の上に置かれている」なんて言っていたのと比べれば、1年間で随分と態度が変化したね。
非核化に前向きな姿勢をアピールしたってことやな。

金氏が国民に向けて肉声で完全非核化に言及したのも、対外的に核兵器製造中断を表明したのも初めて(産経新聞1月3日)

らしいで。

金氏はトランプ大統領と「いつでも会う準備はできている」と意欲を示しておる。これに対して、トランプ大統領もツイッターで「私も金委員長と会うのが楽しみだ」と反応したようじゃな。
その一方で、金正恩氏は、アメリカが北朝鮮への制裁を継続するなら「仕方なく平和と安定のための新たな道を模索せざるを得なくなるかもしれない」とも述べています。
やっぱり、無条件での非核化じゃなくて、アメリカに制裁の解除を求めているっていうことなのよね。
北朝鮮の非核化が具体的に進展するのか、懐疑的な見方も根強い中で、この問題が2019年どのように進展していくのか、引き続き注目です。

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