自民党の杉田水脈(みお)衆院議員が、月刊誌「新潮45」2018年8月号に「LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのです」などと寄稿した問題について、自民党は8月1日付けでホームページに見解を掲載し、「個人的な意見とは言え、問題への理解不足と関係者への配慮を欠いた表現があることも事実であり、本人には、今後、十分に注意するよう指導した」として、杉田議員を指導したことを明らかにした。
LGBTの団体「LGBT法連合会」は、「自由民主党からこのような見解が出されたことに対して一定の評価をするものの、どのような内容に対してどのように指導したのかが不明瞭であるとともに、報じられている杉田氏が発表したコメント内容から「指導」を受け止めた上で撤回も含めた対応を検討しているか等も明らかではないため、不十分であると言わざるを得ない」などとする声明を出し、自民党に対して「引き続き厳正な対応」を求めた。
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