有権者は大きな変化を望まなかった、ということだろう
と分析しているヨ。
今回の参院選が日本の抱える人口減少や少子高齢化という長期的な課題の解決に資するものだったかというと、心もとない
(毎日新聞 7月22日 社説より)
と思うわ。
「1強」による長期政権のおごりと緩みは誰の目にも明らかになっている
(朝日新聞 7月22日 社説より)
のは間違いありません!安倍政権を今後も厳しくチェックしていく必要があります!
国会の憲法審査会において改憲論議を進めるべきだとした与党側が、改選過半数を大きく上回る議席を得て勝利した。野党はこの審判、民意を尊重すべきだ
(産経新聞 7月23日 社説より)
と思うで!
立民党は公約に「憲法議論を進める」と明記し、国民民主党も「未来志向の憲法を議論する」と掲げた。言葉だけに終わらせてはならない
(読売新聞 7月22日 社説より)
と思うのう。国会で憲法を積極的に議論していくべきじゃ。
重要なのは、数ではなく、与野党がきちんと話し合うための土俵づくりだ。衆参の憲法審査会を定期的に開き、互いの言い分をぶつけ合うべきだ
(日経新聞 7月22日 社説より)
と思うヨ。
首相と自民党は、9条や緊急事態条項などの改正実現の必要性を国会の内外でこれまで以上に説くべきだ。国会と世論における多数を形成する努力をはらう必要がある
(産経新聞 7月22日 社説より)
ということやで!今後の議論に期待や!
「安倍1強」体制の下、自民党内にはかつてのような活発な議論はほとんどない。「ポスト安倍」の顔もなかなか見えない。対する野党は旧民主党政権の失敗が今も尾を引き、国会でも力不足が続く
として、与党と野党の両方に責任があると分析しているわ。
「安倍1強」のもと、多様な民意に向き合おうとしない強引な政権運営が続いていることと無縁ではないだろう
と指摘しています!同時に、
野党の力不足も大きい。全国32の1人区すべてに統一候補を立て、一定の効果はあったものの、明確な争点をアピールできず、より多くの有権者を糾合するうねりは起こせなかった
(朝日新聞 7月24日 社説より)
として、野党に対しても苦言を呈していますが。
そんな朝日新聞にも批判されるくらい、野党の現状は情けないもんやな。
選挙戦が盛り上がりに欠けたのは、1強の安倍内閣に対して、野党が対案を示せず、政策論争がかみあわなかったことが大きい。消費増税に反対しながら、社会保障の充実を唱えても説得力を持つまい。野党は、現実的な政策を磨くことが求められる
(読売新聞 7月23日 社説より)
と思うのう。
参院選が盛り上がらなかった責任が、与党以上に野党にあることは間違いない。目指す方向の違いから選挙直前に民進党が分裂した2年前の衆院選での敗北はある程度しかたないとしても、その後も再結集するでもなく、新たな政策の旗を打ち立てるでもなく、あまりに無策だった
と野党の姿勢を批判しているヨ。
安倍総理は任期延長を否定する中、自民党内の「ポスト安倍」をめぐる競争が始まるのか。
野党勢力が結集し、政権交代の可能性が出てくるのか。
その際、どんな政策を打ち出すのか。これからも、政治の動きに注目ですね。
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