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【2019年参院選】国民民主党、選挙公約「新しい答え2019」を発表

国民民主党はきのう、参院選の選挙公約「新しい答え2019」を発表しました。スローガンは「家計第一」で、

アベノミクスは、確かに、大きな「企業」を豊かにしましたが、 その恩恵は「家計」や「地域」には及んでいません

国民民主党は、「家計」と「地域」を重視する 「新しい答え」で日本に、生活の安心と経済の活力を取り戻していきます

と訴えています。

「家計」に関しては、児童手当の増額や低所得世帯への家賃補助など、
「地域」に関しては、乗合タクシーの普及支援や農家の所得保障などを掲げているニャ。
10月に予定されている消費税率の10%への引き上げについては、

高所得者が 得をする軽減税率や、一部の人だけが得をするポイント還元を伴う、今回の消費税引き上げには反対します

としています。

原発については、

あらゆる政策資源を投入し、2030年代を目標として、できるだけ早期に原子力エネルギーに依存しない社会(原発ゼロ社会)を実現します

と主張しているネ。

集団的自衛権の行使を可能にした平和安全法制については、

現行の安保法制は廃止するとともに、 現実的な対応を図るための領域警備法等を制定し、変化する 安全保障環境に対処します

と訴えているわ。

普天間基地の辺野古への移設をめぐっては、

沖縄の民意を尊重し、軟弱地盤の問題もある辺野古の埋め立ては中止し、現行の移設計画は見直します

として反対を明言しておる。

憲法改正については、

現行憲法の基本的理念と立憲主義を維持 しつつ、未来志向の憲法を議論します

内閣による衆議院解散権の制約、「知る権利」を含めた新しい人権、地方自治の保障等 について、国民とともに議論を深めます

とする一方で、

国が自衛権を行使できる限界を曖昧にしたまま、憲法9条に自衛隊を明記すべきではありません

として、自民党が掲げる憲法9条への自衛隊の明記には反対しとるで。

天皇制については、女性天皇の即位を法制上可能とするとした一方、

これまで前例のない女系天皇については慎重に議論を進めます

としているニャ。また、

女性皇族が皇族以外の男子と結婚される場合に、皇籍を離脱せず女性宮家を創設できるよう皇室典範を改正します

という立場を盛り込んでいるニャ。

玉木代表は記者会見で「家計を徹底的にあたため応援する」と強調しました。
有権者にとっては嬉しい話ですが、消費増税の中止も含めて、財源をどこに見いだすのか、政策の実現可能性はあるのかについても、慎重に判断していく必要がありますね。

【朝刊比較】5紙の1面記事&社説一覧

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