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【ピックアップ】若者に広がる「フィルターバブル」現象(NHK調査)

今日は新聞ではなくてNHKの記事『WEB特集 “知りたい情報”だけで十分ですか?』を紹介したいと思います。
おお!
自分が見たい情報ばかりに囲まれてしまう「フィルターバブル」について取り上げているで!
必読やな。
この記事では「フィルターバブル」について、

「フィルターバブル」とは、2011年にイーライ・パリサーが提唱した概念です。
インターネットの検索履歴が「フィルター」となって同じような情報ばかりが表示されてしまい、その結果、まるで「泡」の中にいるように、自分が見たい情報しか見えなくなってしまうことを指します
(NHK記事より)

と説明しているニャ。

「フィルターバブル」は、私たちも『メディアの利便性の裏にひそむ「フィルターバブル」という問題』として指摘しているように、現代のメディア環境では無視できない課題だニャ!
記事によると、NHKが行った調査では

「自分が知りたいことだけ知っておけばいい」という感覚、全体では31%ですが、男女20代では44~45%と、半数に迫りました

ということです。

さらに、

「自分の好きなものに対する情報や他人の意見は好意的なものだけ知りたい」と、「否定的なものでも知りたい」の2つから選んでもらうと、「好意的なものだけ知りたい」が、16~19歳では男女ともに61%、女性20代で49%に達しました

ということだわ。

「知りたいことだけ知っておけばいい・・」「好意的な情報だけ知りたい・・」若者の間に特に広がるこうした姿勢、心配していた通りじゃ。
背景にあるのは、やはりSNSのようじゃな。
SNSは便利じゃが、その裏に潜む課題が調査で裏付けられた形じゃのう。
もう1つこの記事では、4つの質問に答えると情報“視野”の広さをチェックできるコンテンツも用意されてて、面白いニャ!
ニュースを得るファーストメディアは何か、
情報の真偽を見極める自信はあるのか、
など、世代ごとの回答も見比べることができるニャ。
情報を広く、バランスよく収集し、正しく見分ける。
いまこそ、こうしたメディアリテラシーの重要性が高まっていると改めて考えさせられますね。

【朝刊比較】5紙の1面記事&社説一覧

朝日新聞

毎日新聞

日経新聞

読売新聞

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