先週の政治振り返り
日銀が、2013年以降行ってきた大規模な金融緩和策の検証を発表しました。「2年で2%の物価上昇率達成」という当初の目標が達成できなかったのは、原油価格の下落、消費増税による需要低迷、新興国経済の低迷などが原因だとしています。その上で、長期金利をゼロ%に導くための国債買い入れなど新たな政策を発表しました。物価上昇率2%の達成という目標は堅持し、金融緩和策を強化した形です。
9月21日(水)
- 日銀 新たに長期金利の目標導入 大規模金融緩和で追加措置
- 日銀総裁 マイナス金利政策の副作用に配慮
- 日銀の金融緩和策 「金利」重視に 暮らしへの影響は
- NY 円相場一時100円台に 日銀の新たな措置は期待下回る
- 慰安婦問題で設立の財団 安倍首相へ書簡送付を働きかけ
- 政府 もんじゅ廃炉含め見直し 核燃料サイクルは継続
9月23日(金)
今週の見通し
26日から臨時国会がスタートします。夏の参院選後の内閣改造後初めての国会で、蓮舫代表の下で新体制となった民進党など野党側との論戦が本格化します。今回の臨時国会では、補正予算の成立やTPPの国会承認が最重要課題です。
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