今週の政治振り返り
日銀がマイナス金利の導入を発表してから2週間が経ちました。住宅ローン金利の引き下げによる住宅購入の後押し効果など日本経済に対するプラス効果が見込まれる一方で、日銀が狙ったとみられる円安・株高とは逆の、円高・株安の方向に進んでいます。これは世界経済の先行き不安や原油安などを背景にしたもので、日本だけで対応するのは難しいとみられています。好調な経済指標に支えられてきた安倍政権は、株価下落という課題に直面しています。
2月8日(月)
2月9日(火)
2月10日(水)
2月11日(木)
2月12日(金)
- マイナス金利導入決定から2週間 思惑と逆の動きも
- 日銀総裁 円高株安「やや行き過ぎ」
- 日銀総裁が首相と会談 為替含め金融市場の動向注視
- 株価 終値で約1年4か月ぶりに1万5000円割れ
- 自民 宮崎謙介氏 女性関係報道で議員辞職表明
- 北朝鮮 拉致被害者の特別調査委員会解体を発表
- 拉致問題巡る日本と北朝鮮の動き
来週の見通し
不倫を報じられた自民党議員の議員辞職など政府・与党のスキャンダルが続くなか、2016年度予算の国会審議が大詰めを迎えます。野党によるスキャンダル追及が中心になるのか、経済政策を中心に中身の濃い政策論争が交わされるのか。政治の成熟度が試される場面ともなりそうです。
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