今週の政治振り返り
12月28日に日本と韓国の外務大臣がソウルで会談。長年にわたって両国の間の大きな懸案事項だった「慰安婦問題」について、解決済みだと主張する日本政府と、謝罪と賠償を求める韓国政府の間で「最終的かつ不可逆的に解決する」ことで合意しました。国交正常化50周年である2015年の年末に歴史的な合意となりました。ただ、元慰安婦や支援団体が今回の合意に反発しており、合意を着実に実行していけるかどうかが今後の焦点です。
12月28日(月)
- 日韓外相会談 慰安婦問題で最終的解決を確認
- 日韓外相会談:慰安婦問題に関する共同記者発表(外務省HP)
- 岸田外相 「画期的な成果 日韓は新時代へ」
- ユン外相 少女像解決に向け具体的対応
- 日韓首脳が電話会談 おわび表明し関係改善確認
- 慰安婦問題合意 米高官が相次ぎ歓迎の声明
- 日韓関係の大きな障害 慰安婦問題の経緯
- 日韓合意で専門家 一定の評価も「予断許さず」
12月29日(火)
12月30日(水)
来週の見通し
1月4日から通常国会がスタート。まず審議されるのは2015年度補正予算と2016年度本予算で、政府・与党は政権の目玉政策である「一億総活躍社会」に向けた政策をアピールし、野党は「バラマキだ」などと批判するものとみられます。
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