今週の政治振り返り
過去最大規模の来年度予算案が閣議決定されました。アベノミクスによって税収が上振れしたこともあり、支出も増しやした一方で借金も今年度より抑える形となっています。とはいえ収入の約3分の1を借金に依存している状況であり、財政再建に向けた道のりは依然として険しいままです。
沖縄をめぐっては、沖縄振興予算が今年度を上回る規模で決定した一方で、普天間基地の移設計画をめぐって沖縄県が日本政府を裁判所に訴えました。国も既に沖縄県を訴えており、互いに訴え合うという異例の状況になっています。
また、福井県の高浜原発が再稼動に向けて動き出しました。来月にも再稼働する見通しです。原発の再稼働は、鹿児島県の川内原発に次ぐ2番目となります。
12月21日(月)
- 沖縄振興予算 総額3340億円 今年度より10億円程度増(官邸HP:沖縄振興予算と主な施策)
- 診療報酬の改定 全体で0.84%引き下げ
12月22日(火)
- 玄海原発1号機 来年度から28年かけて廃炉へ
12月23日(水)
12月24日(木)
12月25日(金)
来週の見通し
28日(月)に、岸田外務大臣が韓国の外務大臣と会談を行います。長年にわたって日本と韓国の間の懸案事項であり続けてきた「従軍慰安婦問題」について、解決策を見出すことができるかどうかが最大の焦点です。
コメント