民放キー局のあらゆる部署では、正社員の他に多くの制作会社スタッフが働いていて、ニュース番組の現場も例外ではありません。社員か否かに関わらず同じように業務を行っていますが、昇進スピードや異動の頻度が異なります。

例えば民放キー局の報道の現場では、正社員はADを1年経験すればディレクターに昇格するのが一般的ですが、制作会社のスタッフはADとしての下積み期間が数年間に及ぶことが珍しくありません。
制作会社スタッフが「デスク」になることもありますが、基本的にはテレビ局員がデスクやプロデューサーといった重要なポジションを占めています。

また、社員は異動が多く、様々な部署を短期間で経験していきます。これに対して制作会社スタッフは、比較的長い期間にわたって同じ職場で働く傾向が強いです。そのため、制作会社スタッフが現場を熟知し、屋台骨を担っていることは珍しくありません。公務員の「キャリアとノンキャリア」の違いに似ているかもしれません。