情報を取るだけであれば、記者やディレクターが1人で取材するのは基本ですが、撮影を伴う場合は、記者・カメラマン・カメラアシスタント(音声・照明)という3人1組が基本です。
ニュース番組の出演者が現場に行く場合は、ここにアナウンサーが加わったり、出演者がタレントであれば、タレントのマネージャーやメイクさんなども同行する場合もあります。

ただし、テレビの取材現場も、時代とともに変化してきています。
かつてはプロのカメラマンや音声・照明スタッフは不可欠な存在でしたが、高性能で低価格のハンディービデオカメラが普及したことで、記者やディレクターが自ら撮影することも普通になりました。スマートフォンで撮影した映像を放送することも珍しくありません(視聴者提供、として放送されることも多いです)。こうした取材手法は、経費が抑えられる上に機動力が高いため、重宝されています。

しかし、映像のクオリティー面では、ハンディーカメラは大型のテレビカメラにははるかに及びません。
その差がはっきり現れるのは、ズームとピント合わせです。ハンディーカメラの自動ズーム機能では、遠くの被写体を撮影した次の瞬間に近くの被写体にピントを合わせて撮影する、という撮り方はできません。

近くの被写体を撮り続けるくらいの取材ならばハンディーカメラで事足りますが、映像が重要なテレビとしては、カメラマンによる大型カメラでの撮影がまだまだ欠かせません。