ニュース番組は、その日の最新ニュースを伝える「デイリーニュース」と、もう少し長い時間軸で取材する企画モノの「特集コーナー」の大きく2つで構成されます。

「デイリーニュース」部分は、当日の番組の責任者である「デスク」が、各部署からの報告のほか、新聞各紙や他社のニュース、ネットニュースなども幅広くチェックした上で、最終的な方針を決めます。
その上で、当日急きょ発生した事件・事故・災害などの「発生モノ」も、放送内で伝えるべく臨機応変に放送内容を更新していきます。特に民放キー局がニュース番組を放送している平日夕方の時間帯は、世の中が動いていることから、新しい事象が発生することが多く、放送のオペレーションは混乱を極めることも珍しくありません。

「特集コーナー」については、社内はもちろん、社外の制作会社からも企画を募ります。寄せられた企画の中から、視聴率が取れる面白いVTRになるかという観点から、取材及びVTR制作にかかる期間やコストもにらみながら採用の可否を判断します。

「デイリーニュース」は、民放キー局の場合は5分程度のVTRが相場で、特集コーナーであれば、10分を超えるVTRも珍しくありません。放送されたVTRは、同じ局の別の番組で(部分利用も含めて)再利用されたり、各局の運営するニュースサイトなどで配信されます。ネットが普及した今もまだ、地上波での放送が最も重視されているのが現状です。