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【ピックアップ】「令和」以降の皇位継承のあり方(朝日新聞)

きょうの朝日新聞1面トップ記事(平成と天皇)第9部・令和への課題:上 退位、「一代限り」への問いは、天皇陛下の退位をきっかけに、皇位継承や公務のあり方について問題提起していますね。
改元をきっかけに、考えるべきテーマです!記事の中では、

今回、高齢を理由とした退位が認められたことで、タブー視されてきた「即位辞退」の可否もが議論の俎上(そじょう)にのぼり出した

と指摘しています!

即位辞退って・・皇位継承者が、天皇に即位することを拒否するってことよね?そんなことって、あり得るのかしら?
新たな天皇に即位される皇太子さまは現在59歳じゃ。「令和」への代替わり後、皇位継承順位1位は53歳の秋篠宮さま、2位は12歳の悠仁さまなんじゃ。
皇太子さまがご高齢になられる頃は、「次の天皇候補」である秋篠宮さまもご高齢になっている、ということだね。
ご高齢を理由に天皇を退位できるんやったら、同じ理由で、天皇になることを拒否することもできるんとちゃうか、っていう問題提起やな。
皇位継承などについて定めた皇室典範は、そういう事態を想定しておらんのじゃ。
皇室典範では皇位継承について

天皇が崩じたときは、皇嗣が、直ちに即位する

としか書かれていないのね。

今回の天皇の退位も想定外のことでした。朝日新聞は、

今回、退位は特例法で一代限りとされたが、関係者によると、皇室側は恒久的な制度とすることを希望しており、その意思は内々に官邸側に伝えられたという
(朝日新聞朝刊3面記事より抜粋)

と報じています。

恒久的な制度にするには、皇室典範を正面から議論する必要がありそうじゃのう。
新たな時代「令和」を迎えようとしていますが、皇室をめぐっては女性宮家や女性・女系天皇など様々な論点があります。平素から議論していくことも大切ですね。

【朝刊比較】5紙の1面記事&社説一覧

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