大統領の信任を問う選挙と位置付けられるアメリカ議会の中間選挙が行われ、上院100議席のうち35議席と下院の全435議が改選された。
上院では与党・共和党が多数派を維持したものの、下院では野党・民主党が8年ぶりに多数派を奪還した。
トランプ大統領は記者会見で、「上院での共和党の勝利は歴史的な快挙だった」と勝利を強調する一方で、上院と下院で多数派が異なる「ねじれ」状態となったことを受けて、「いまこそお互いが一緒にやるときだ」「経済成長やインフラ整備、貿易などで民主党と連携していくことができると思う」などと述べ、民主党に連携を呼びかけた。
「ねじれ」により、トランプ政権の政権運営は難しくなると見られる。