トランプ政権は、原油の禁輸などを盛り込んだイランに対する経済制裁を発動した。
ただし、8つの国と地域(日本、中国、インド、韓国、台湾、トルコ、イタリア、ギリシャ)については、イラン産原油の輸入を一時的に認めた。
その理由についてトランプ大統領は「世界の原油を値上がりさせたくないからだ」と述べ、市場に与える影響を避けるためとの考えを示した。イランは世界第4位の産油国。
なお、適用除外の期間は最長で180日間とされていて、原油の輸入の完全停止を求めている。