自民党の石破元幹事長は記者会見を開き、来月行われる自民党総裁選挙に立候補することを正式に表明した。会見で石破氏は、「正直で公正、そして謙虚で丁寧な政治をつくりたい」などと述べ、明言は避けたものの、森友学園や加計学園をめぐる一連の問題を念頭に、安倍首相との対決姿勢を鮮明にした。
憲法改正については、総裁選挙の論点になるとしたうえで、憲法9条への自衛隊の明記よりも、参議院選挙の合区の解消や緊急事態条項の新設に優先的に取り組むべきとの考えを示した。
また、災害対応や防災対策を担う「防災省」の創設が必要との考えを示した。