IR(=統合型リゾート施設)とは、カジノや会議場、ホテル、商業施設などが一体的に整備された区域。政府はIRを整備し観光振興を目指す方針。
政府がまとめたIR整備法案は、参議院本会議で自民・公明両党や日本維新の会、希望の党などの賛成多数で可決、成立した。立憲民主党や国民民主党などは、ギャンブル依存症患者の増加につながりかねない、などと反対した。
IRを整備する区域の選定方法やカジノで認められるゲームの種類などはIR整備法に明記されておらず、政令などで定めることになる。
通常国会はあすの会期末を前に事実上閉会した。今国会では、政府が提出した65本の法案のうち60本が成立した。