日銀は、22日・23日に金融政策決定会合を開き、2%の物価上昇率の実現に向けて、マイナス金利政策を含む現在の大規模な金融緩和策を維持することを決めた。
また、経済と物価の最新の見通し「展望レポート」で、物価上昇率の予測について、2017年度は0.8%、2018年度は1.4%、2019年度は1.8%と、いずれも据え置いた。2%の物価上昇率の達成時期について「2019年度ごろになる可能性が高い」というこれまでの見通しを維持した。