2015年12月以来約2年ぶりとなる韓国と北朝鮮の閣僚級会談は、南北の軍事境界線にあるパンムンジョムの韓国側の施設「平和の家」で行われた。
会談は休憩を挟みながら約11時間にわたり行われ、会談後に共同報道文が採択された。
それによると、来月9日に開幕するピョンチャン五輪に北朝鮮が高位級の代表団と選手団、応援団などを派遣することで合意した。
また、軍事的緊張の緩和に向けた軍の当局者による会談の実施や、南北関係のあらゆる問題は当事者同士が対話と交渉を通じて解決することが盛り込まれた。
一方で、韓国政府によると、北朝鮮の「非核化」をめぐっては、韓国側が非核化に向けた対話を呼びかけたのに対し、北朝鮮側は強い不満を示した。