第48回衆議院選挙は即日開票され、台風21号の影響で一部の地域では議席が確定していないが、大勢が判明した。
自民党は選挙前の284議席に迫る283議席を獲得し、常任委員会のすべてで委員長を出したうえで過半数の委員を確保できる「絶対安定多数」の261議席を超える大勝となった。公明党と合わせると、参議院で否決された法案の再可決や憲法改正の発議に必要となる「3分の2」にあたる310議席を上回った。
一方、野党第1党は、希望の党よりも議席を伸ばした立憲民主党となった。
また、憲法改正に前向きな自民、公明、希望、維新の合計で全議席の4分の3を上回った。