沖縄の普天間基地に所属する米軍の輸送機オスプレイが5日にオーストラリア沖合で訓練中に墜落し乗員3人が死亡する事故を起こしたことをめぐり、防衛省は国内でのオスプレイの飛行を自粛するよう米側に求めてきた。
そんな中で防衛省は見解を発表し、オスプレイの飛行を容認する考えを示した。
発表では、事故が陸上への着陸よりもはるかに複雑な海上を移動中の艦船への着艦の最中に発生したものであることや、オスプレイに安全な飛行を妨げるような機械的・構造的な欠陥がないと米軍が認識していることなどから、「米軍が、安全な飛行は可能だと説明していることは理解できる」などとしている。