内閣府が公表した最新の試算によると、名目で3%程度の高い経済成長が続くとともに2019年10月に消費税率を10%に引き上げた場合でも、2020年度の「基礎的財政収支」は8兆2000億円程度の赤字が見込まれる。
政府はこれまで、2020年度の基礎的財政収支を黒字化することを国際公約としてきたが、達成は非常に困難であることが改めて浮き彫りとなった。