山本地方創生担当大臣は会見で、8種類の文書の存在を確認したとする内閣府の調査結果を明らかにした。
焦点と成っている「官邸の最高レベルが言っている」と記した文科省の文書をめぐっては、内閣府が文科省側に伝えた認識はなく、安倍首相からもそのような指示はなかったと説明した。
「官邸の最高レベルが言っている」という発言について、文科省の調査では「こういう趣旨の発言はあったと思う」となっていることとの食い違いについては、「常々、安倍総理大臣は『スピード感を持って規制改革を断行するように』と言っているので、その辺を踏まえての発言を文部科学省がどう受け止めたかということだ」という解釈を示した。